漬物は好きですか。
漬物って、ついついぽりぽりと食べ過ぎてしまうんですよね。
食べ過ぎると、塩分とり過ぎたー、と気になってしまうのは、
私でだけでしょうか。
私の田舎では、お茶菓子のかわりに漬物がでてきますので、
お茶を飲みながらついついぽりぽりと食べてしまうのです。
血圧の高い人や健康に気を使っている人は、漬物をたくさん
食べないように注意していると思います。
私も、気をつけている一人です。
でも、「すんき」は塩をまったく使っていない漬物です。
そう、乳酸発酵なんです。
乳酸発酵というと、なんかヨーグルトみたいですね。
体にいい乳酸菌ですから、ついつい食べ過ぎても気にする必要
ないので助かります。
健康食ブームにのって「すんき」も注目をあび、テレビでも取り上げられました。
ご覧になりましたか。
今日は、この健康食である「すんき」の美味しい食べ方、
私のおすすめを書いてみます。
「すんき」の食べ方はいろいろありますが、
私が一番好きなのは味噌汁です。
作り方は簡単で、さっぱりした酸味が美味しいですよ。
「すんき」の味噌汁を、試してみませんか。
「すんき」は信州木曽地方の漬物ですが、
乳酸発酵といえば、京都の「すぐき」もあります。
2つはまったく違う漬物と考えてください。
では、「すんき」についてみていきましょう
■木曽地域のすんきは乳酸発酵です。
■すんきのレシピのおすすめは、味噌汁です
■すんきとすぐきは違いは何?
木曽地域のすんきは乳酸発酵です。
木曽地域の赤かぶをつかっているのが、「すんき」です。
地域により赤かぶの種類がちがいますが、
すべて「すんき」が作られます。
・大滝村 ;王滝かぶ
・木曽町開田高原;開田かぶ
・木曽町三岳 ;三岳黒瀬かぶ
・木祖村 ;細島かぶ
・上松 ;芦島かぶ、吉野かぶ
乳酸菌というと、ヨーグルトを思い浮かべるでしょうが、
これからは、「すんき」も一緒に思い出してください。
乳酸菌の効果は、
・整腸作用・発がん物質の除去作用
・ウイルス感染の予防作用・
・アレルギー作用軽減
・ピロリ菌の生育抑制
など、、
「すんき」作りは、11月下旬、12月からですので、「すんき」を
味わうことができるのは、冬季だけになります。
すんきのレシピのおすすめは、味噌汁です
私のおすすめのレシピは、味噌汁です。
作り方はとっても簡単、
出汁をとる。
「すんき」をいれる。
味噌をいれる
少し煮立てて、できあがりです。
ただ、これだけです。
シャキシャキ感、そして、さっぱりした酸っぱさ、
これが何とも言えなく美味しく、病みつきになります。
味噌汁の具は「すんき」だけで、他には何もいれません。
「すんき」は通販でも手にはいります。
味噌は、信州みそ、麹みそ等を使用しました。
すんきとすぐきの違いは何?
いかのような違いがあります。
すんき ; 木曽地域
すぐき ; 京都府上賀茂地区
すんき ; 赤かぶの葉をつかう。
すぐき ; すぐき菜の葉とかぶらをつかう。
すんき ; 塩は使わない。乳酸菌だけを使用。
すぐき ; 発酵に塩を使用する。乳酸菌発酵。
「すんき」は塩をまったく使っていません、
「すんき」と「すぐき」は違う漬物といえます。
まとめ
「すんき」は、乳酸発酵の漬物です。
冬季の漬物です。
そのまま食べても美味しいのですが、私のおすすめは味噌汁です。
ちょっと酸っぱくサッパリした味です。
飲みすぎた時にもっさっぱりと頂くことができます。
「すんき」味噌汁で、「すんき」のファンになりましょう。
通販で購入もできますので、ネットで検索してみてください。