木曽御嶽山にのぼりました。
開田口から三ノ池までの日帰りです。
実は、水が少し足りなくて下山の時に少し辛い思いをしました。
ではどのくらいの水を携行しておけばよかったのでしょうか。
今回の登山の反省もあり、登山に必要な水分量について調べましたので
ご紹介します。
・登山で水が足りなくなりました
・登山で必要な水分量はどの位か
・登山で水を飲むタイミングについて
・まとめ
登山で水が足りなくなりました
木曽御嶽山の三ノ池へ開田口の4合目から日帰り登山をしました。
このコースには水場は一か所しかありません。
4合目にある湧き水です。鳥居の側にこんこんとわきでています。
三ノ池には水がありますが、菌がいると聞いているので飲めません。
開田口の登山道入り口から三ノ池までは、6時間かかりました。
帰りは5時間かかりましたので、往復11時間です。
この時に携行した水分は
・ポカリスエット 500ml
・ミネラルウォーター 500ml
・お茶 水筒 700ml
合計1700ml=1.7リットル
途中で水分が足りないことに気づきましたので、飲む量を調整しました。
少しづつ飲んでいたのですが、水は帰りの7合目で飲み干してしまいました。
帰りの道はわかっていたので、水無しでも4合目の水場までは大丈夫
と考えたのです。
そして4合目の水場で飲んだ湧き水の美味しかったこと。
生き返りました。水のありがたさが本当にわかります。
落ち着いてくると同時に、水はどの位準備したらいいんだろうか?
という疑問が湧いてきたのです。
次回登山も計画しているので、今回の教訓をもとに必要な水の量を
調べることにしました。
登山で必要な水分量はどの位か
調べると次のような式がありました。
■行動中の脱水量(ml)=体重(kg)x行動時間(h)x5
■水分補給の目安(ml)=行動中の脱水量(ml)-10x体重(kg)
この水分補給の目安が行動中に持ち歩く水分の目安になります。
又、登山開始前に飲んだ分は、行動中の水分量から差し引きます。
上記式に今回の御嶽山登山のケースをあてはめてみました。
・私の体重は、70㎏
・行動時間は、11h(往復)
・登山開始前に飲んだ水分は無し。
行動中の脱水量(ml)=70x11 x 5=3850
水分補給の目安(ml)=3850-10ⅹ70=3150
水分補給の目安の計算結果は3150mlですので、約3リットルが持ち歩く
水分量となります。
今回の登山で持ち歩いた水の量は、1.7リットルでしたので、
1.3リットルも足りないということがわかりました。
確かに、3リットルあれば往復で問題ないと思いました。
次回からは、このように計算して持ち歩く水分の量を決めたいと思います。
頂上で食べるカップラーメン用やコーヒー用の水は含まれていませんので、
追加することになります
登山で水を飲むタイミングについて
登山中の水分をどのタイミングで補給すればいいのでしょうか。
水が飲みたくなってから飲むのではなくて、こまめに補給するべきです。
・登山中は30分おきに水分を補給するのがベストです。
・30分毎でなくても、1時間に1回の休憩をとるならば、500mlのペットボトルの
1/3~1/2程度を摂取すればよいでしょうか。
・又、登山前にも十分水分を摂っておくことが大事です。
出発前に300~500mlくらいは飲んでおきましょう。
まとめ
登山で必要な水分の目安は以下の式でもとめられます。
■行動中の脱水量(ml)=体重(kg)x行動時間(h)x5
■水分補給の目安(ml)=行動中の脱水量(ml)-10x体重(kg)
この水分補給の目安が行動中に持ち歩く水分の目安になります。
登山中は30分、または1時間ごとに水分を補給します。
喉が渇く前に補給したいもの。
また、登山開始前にも十分に水分をとります。
では、登山を楽しみましょう。