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冬の寒さ対策

冬の結露対策で結露防止ヒーターの効果はあったのか?

投稿日:2017年10月31日 更新日:

冬になると結露がすごくて困っています。
朝起きると窓が凍り付いています。
時にはカーテンが窓に張り付いていることもあります。
そして、日が差して温度が上がってくると、凍り付いた結露が溶けて
下の窓枠がびしょびしょになります。

母親は毎日びしょびしょになった窓と窓枠をふき取っています。
この拭き取り作業は結構大変なので、窓に結露シートを張ったりしましたが、
張るのが面倒であったり、見た目が良くなかったりして、一度使っただけで
やめました。また、窓に貼ることにより部屋が少し暗くなりました。

■昨年は結露防止ヒーターを使ってみました。
最初は効果があるかどうか半信半疑でしたので、まず2本買いました。

使ってみると結露が大きく減りました。
ヒーター部から窓の真ん中当たりまでの結露はなくなり、
真ん中から上部にかけて結露が若干残っていました。
しかし、以前のように結露が溶けて流れるということがなくなったのです。

効果が確認できたのでさらに追加購入し、他の窓下に設定しました。

結露防止ヒーター取り付けにあたり、工夫したことがあります。

結露防止ヒーターは窓下に置くのですが、カーテンがヒーターにあたって
しまいます。これで火事につながることはありませんが、母親から、
ヒーターとカーテンが触れないようにしてくれ、と言われました。
母親は心配性なのです。

どうしようか考えました。

「窓際あったかシート」(高さ約50㎝)を窓際に立てることにしました。
これは、窓際に立てかけて、冷気やすきま風を遮断するものです。
そして、結露防止ヒーターを窓と窓際あったかシートの間に置きました。
窓際あったかシートにより、すきま風の侵入も防ぐことができました

カーテンをしめると
窓、結露防止ヒーター、窓際あったかシート、カーテンと並びますので、
カーテンは、結露防止ヒーターと触れることはありません。
母親の心配を一つ解決することができました。

次に母親からでてきた要望は、結露防止ヒーターの、オン/オフ です。
余分な電気代を払いたくないので、朝はヒーターの切り忘れがないようにしたい。

これについては、タイマーを購入してセットする事で解決できました。
タイマーは、1個700円くらいのものです。
夜19時にオン朝7時にオフになるように設定し、切り忘れの心配がなくなったと、
母親は喜んでくれました。

ただ、購入したタイマーはアナログ式でしたが、時間が少しづつずれてきます。
19時オン7時オフに設定したのですが、2か月目の確認では、20時オン8時オフ
となってました。

このときは時間を合わせなおしましたが、仮に一度も時間を再設定しないで
一冬過ごしても、このくらいのずれなら結露を防ぐという目的は達成できます。
タイマーはこのまま使用することにしました。

このように、結露防止ヒーターと窓際あったかシートとタイマーを使用することで、
母親の心配を解消し結露に悩まされることがなくなりました。

■今回結露防止ヒーターを設定しながら、結露ってなぜ起こるのだろうという
疑問がわいてきました。
温かい空気が冷たい物に触れると結露になるのですが、
これは、なぜでしょうか。

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結露の例としては、
夏の冷たいビールをいただくときに、コップの周りに水滴がつく。

寒い日に電車に乗り込むとメガネが曇る。

夏の雨上がりに、車を運転していると車の内側の窓が曇る時がある。
逆に、車の外側の窓が曇る時もあります。

このメカニズムは以下になります。

まず、温度と湿度と水蒸気の関係を知る必要があります。
空気中の温度が高いほど、空気中にたくさんの水蒸気を含むことができます。
空気中の温度が低いほど、空気中に含む水蒸気の量は少なくなります。

温度が高い時の水蒸気が温度が低いものに触れると、低い温度は水蒸気の
量が少なくなりますので、余分な分が水滴となるのです。
これが、温かく湿った空気が冷たいものに触れると水滴(結露)がつく理由です。

部屋が暖まっているときは、結露がありませんが、
夜寝るときに暖房を止めると部屋の温度が下がりますので、外気と接している
窓も急激に冷えていき、水蒸気が窓につくのです。(結露)
真冬ですと、水滴が凍ってしまいます。

このように結露がつく原理が分かると、結露対策もおのずとみえてきます。
・湿度が少なければいいのです。
・温度が高く結露発生場所も暖められていればいいのです。

湿度をなくすには、水蒸気の量をへらすしかありません。
例えば、寝る前に喚起をして水蒸気を外に出すと結露はへります。

しかし喚起すると寒いので嫌だということですと、
窓の温度が下がらないようにするしかありません。

結露防止ヒーターを使用すると窓の温度がさがらないので、
結露を防止することができます。
ヒーターのパワーにもよりますが、結露の低減はできます。

我が家では、結露が完全になくなったわけではありませんでしたが、大幅に
低減され母親の負担がへりました。

母親は寒いのが大嫌いで、窓をあける事はとても嫌がりましたので、
結露防止ヒーターの使用はとても良かったと思います。

是非、結露防止ヒーターを使用して結露の悩みを解消してください。

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