奈良井宿は木曽路にあります。
中山道の三大宿場町の一つで、江戸時代の古い建物が約1㎞続いています。
三大宿場町とは、馬籠宿、妻籠宿、そして奈良井宿です。
この古い街並みをぶらぶらと散策しながら、奈良井の歴史に触れてみませんか。
今回は奈良井宿のちょっとした事を記事にしてみました。
・奈良井宿の無料駐車場と街並みへのアクセス
・奈良井宿の歩き方
・奈良井宿でみつけた美味しい五平餅
奈良井宿の無料駐車場と街並みへのアクセス
奈良井宿へ行くときは、無料駐車場を利用したいもの。
無料駐車場は3か所あります。
・木曽の大橋 東駐車場(国道側) 大型車3台、普通車12台、身障者用3台
・木曽の大橋 西駐車場(線路側) 普通車51台、身障者用1台
・奈良井宿橋駐車場(木曽の大橋の北側)
大型車15台、中型車(マイクロバス)2台、普通車28台、身障者用2台
下の図参照
観光シーズンになると、当然混雑しますので、無料駐車場が満車に
なってしまうこともあります。
その時は、諦めて有料駐車場へとめましょう。普通車は510円です。
無料駐車場から街並へのアクセスはそれ程時間がかかりません。
地下歩道を通ってすぐです。
奈良井宿の歩き方
■まずは、無料駐車場近くにある「カフェ深山」でライスカレーを食べましょう。
ここの、カレーは有名なんです。
なにせ、5日間煮込んだ100年前のライスカレーなのです。
ところで、ライスカレーと聞くと、あれっ、カレーライスじゃないの?
と思いませんか。
そこで調べてみました。
ご飯にカレーがかかって出てくるのがライスカレーで、
ご飯とカレーが別々なのがカレーライスだそうです。
確かに、ここの100年前のライスカレーは、ご飯にカレーがかかっています。
100年前の味は果たしてお口に合うか気になりますが、
じっくり煮込んであるから、美味しいに決まっています。お試しあれ。
■奈良井宿の街並みの特長
奈良井宿は、上町、仲町、下町に分かれています。
全部歩くと、約1㎞あります。
長いようですが、あっという間に歩いてしまいます。
建物は、出梁造(だしはりづくり)といって2階が1階より約45cm
前にせり出しています。
1階と2階につけられた小さな屋根も奈良井宿だけでみられます。
道筋には、水場が6か所点在しています。
■木曽の大橋も美しいアーチを描いています。
総檜造りとのこと。
街並みからは少し離れていますが、ここでの写真も又インスタ映えしませんか。
奈良井宿でみつけた美味しい五平餅
ちょっとお腹がすいたので、適当な食べ物探してました。
五平餅食べたのですが、美味しかった!
きむらの五平餅です。
よく見る五平餅とは見た目違うのですが、香ばしく甘さも程ほどで
食べやすかったです。今度来た時も食べます、きっと。
最後に
6月の第1金・土・日には、木曽漆器祭・奈良井宿宿場祭が行われます。
2018年6月1日(金)~6月3日(日)
「第51回木曽漆器祭・奈良井宿宿場祭」
奈良井宿のとなりの木曽平沢では、漆器の展示が行われ、
蔵出し品も店先にでるとのこと。
奈良井宿では、
江戸時代、京都宇治から徳川家へ献上されるお茶が中山道を行列しましたが、
この格式高い行列を「お茶壷道中」と言います。
この、お茶壷道中の行列は毎年6月第1日曜日に行われます。
6月2、3日は、奈良井宿と木曽平沢間を無料シャトルバスが運行されます。
木曽漆器祭・奈良井宿宿場祭は大変混雑するそうです。
祭りに参加する時は早めに出かけたほうが良いでしょう。