年明けは初詣に行きます。
今年の初詣は1月半ばでした。
家族みんなで行ったのですが、三が日のような混み具合はなく、
割とゆったりとお参りできました。
ところで、初詣についてどれだけご存じでしょうか。
日頃思っている疑問を書き出してみました。
・初詣ってなあに。
・何のためにお参りするの。
・初詣はいつまでにいけばいいの。最適な時間帯は。
・初詣は、神社でも寺でもいいの。
・何のためにお賽銭をするの。
・お賽銭はいくらがいいのかしら。
・鳥居をくぐり参道を歩くときはどこ歩く。
・手水舎での清め方知っている。
・二礼二拍手一礼って何。
・鈴はなぜ鳴らすの。
・帰るときに気をつけることある。
年末年始と実家に帰ります。
田舎には熊野神社があり、子供の時は親父と一緒にそこへ初詣に
いってました。
年が明けてすぐに行くのです。
真夜中ですので寒くてたまりませんでした。
神社にお酒一升を供え、巫女さんにお神楽を踊ってもらいました。
なかなか素敵な踊りですよ。
でも、最近はずっといってません。
理由は単純で、
年明け直ぐは寒過ぎるので、動きたくない。
アルコールが入っているので車でいけない。
歩いて行くと30分かかる。歩きたくない。
年明けすぐに行かないと、そのあとは行く気が起こらない。
結局は、三が日後東京へ戻った時に初詣にいくことになります。
明治神宮へお参りにいきます。
でも、タイミングが悪いと1月半ばすぎの初詣となってしまうのです。
以下、疑問点にたいする答えを書いてみましょう。
初詣はいつまでに行けばいいの?
■初詣ってなあに。
初詣とは、新年にいく最初のお参りの事をいいます。
■何のためお参りするの
お正月は、家に神様をお迎えする大切な行事です。
家に歳神様をお迎えしたあと、地元の神社へ参拝します。
我が家は、田舎にある神社でなく東京の明治神宮へお参りに行きます。
明治神宮のほうがご利益がありそうな気がします。
家にお迎えした神様と神社の神様は別の神様です。
初詣では、昨年の感謝を捧げ、そして今年一年の無事を祈願します。
■初詣はいつまでにいけばいいの。最適な時間帯は。
一般的に松の内に初詣を行います。
松の内は、関東は、1月7日まで、関西は1月15日までをいいます。
松の内に行けない場合は、後でお参りしても何ら問題ありません。
最適な時間帯は、日の出から日の入りまでの時間です。
日が暮れると妖怪や魔物の時間になるからです。
■初詣は、神社でも寺でもいいの。
どちらでも構いません。
元々は神社仏閣は一緒のものでしたので、気にする必要はありません。
長野県の例ですが、
2017年初詣の人気は以下のようになってました。
1位 善光寺 全国的に有名な大寺院です。
2位 諏訪大社上社本宮 全国に約1万社の御分社が鎮座する諏訪神社の総本山
3位 諏訪大社下社秋宮 御柱祭で全国的に知られる信濃國一之宮
このように、寺と神社の両方が初詣の対象となっています。
初詣 お賽銭の金額は?
■何のためにお賽銭をするの。
神様からいただいた幸福に感謝するためにお賽銭をします。
また、神社、お寺の維持費の助けにもなります。
よく何々をお願いしますと、お願いを聞いてもらうためにのみ
お賽銭をする人がいますが、これはよろしくありません。
流れとしては、
まずは神様に感謝をします。そして、お願いを聞いていただく、
となります。
感謝の気持ちを忘れないように。
■お賽銭はいくらがいいのかしら。
金額が高ければいいというものではありません。
語呂合わせで縁起のある金額に決めましょう。
良い響きの言葉だと福が寄ってくる気がしませんか。
例をあげると
良い語呂合わせ
5円 ご縁がありますように
10円(5円2枚)重ね重ねご縁がありますように
15円(5円3枚)十分ご縁がありますように
20円(5円4枚)よいご縁がありますように
21円 割り切れない数字、恋愛継続・夫婦円満願に良いとされています。
、、
1万円 「円万」から、「円満に通ず」という意味になります。
10円玉は「遠縁」と言われ、縁から遠ざかってしまうと言われているので避けましょう。
悪い語呂合わせ
65円(5円13枚)ろくなご縁がない
75円(5円15枚)なんのご縁もない
85円(5円17枚)やっぱりご縁がない
95円(5円19枚)これでもご縁がない
500円 これ以上効果(硬貨)がない
参考にしてください。
初詣正しいお参りの仕方は?
■鳥居をくぐり参道を歩くときはどこ歩く。
鳥居をくぐるときは、服装を整え、軽くお辞儀します。
参道を通るときは、真ん中を避けて端を歩きます。
真ん中は、神様が通られるところです。
■手水舎での清め方知っている。
手水舎「てみずや、ちょうずや、てみずしゃ、ちょうずしゃ」
と読みます。
手水の作法
1、柄杓(ひしゃく)に水をたっぷり入れる
2、柄杓を右手で持って、左手に水をかけて洗い流す
3、柄杓を左手に持ち替え、右手に水をかけて洗い流す
4、柄杓を右手に持ち替え、左手に水をためて口をすすぐ
5、口につけた左手を洗い流す
6、柄杓に左手を添えて立てるように傾け、残った水で柄杓の柄を洗い流す
7、柄杓が置いてあった場所に伏せて戻す
口をすすぐときは柄杓に直接口をつけたり、
水を飲んだりするのはNGですので、絶対に行わないようにしてください。
■二礼二拍手一礼って何。
神社での参拝の手順です。
1. 軽く一礼をして、お賽銭を賽銭箱に入れる
2. 1回鈴を鳴らす
(邪気を払い神様にお参りに来たことを伝える)
3. 真ん中は避け、右か左に寄って、深い礼(90度)を2回する。
(神に対する敬意を表すために2回礼をする)
4. 胸の前で手を合わせ、右手を少し下にずらし、2回拍手をする。
(左手が神、右手が人を表すので、右手を少し下にずらす。
2回拍手(かしわで)をするのは、神と人がつながっていることを表す。
2回の拍手(かしわで)で神を呼び出す)
5. 右手を元に戻し、手を合わせて祈念する。
6. 深い礼を1回する。
7. 最後に、軽く一礼して下がる。
■鈴はなぜ鳴らすの。
神様にお参りに来たことを伝えるためです。
■帰るときに気をつけることある。
帰り道も参道の真ん中を通らないで端を通ります。
くぐった鳥居に向き直って会釈します。
参拝の帰りに寄り道をすると、福を落とすと言われています。
よって、清らかな気持ちのまま、まっすぐ帰るのが良いとされています。
まとめ
初詣は松の内に行うのが良いでしょう。
でも、あとで行っても問題ありません。
お賽銭は、語呂合わせの良い金額にして福を呼び込みましょう。
参道は端を通りましょう。
神様に感謝の気持ちを奉り、それからお願いを聞いていただきます。
初詣行きましょう。
清々しい気持ちで一年を迎えましょう。