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敬老の日

敬老の日は老人を敬愛し長寿を祝う事!老人とは何歳から?

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敬老の日は9月の第3月曜日です。

この日は老人を敬愛して長寿を祝う日なのですが、この老人というのは
何歳からなのでしょうか。

ところで、老人といわれるとあまり良い気分ではない、という方も多いと
思います。

同じ様な言葉に「高齢者」「お年寄り」というのがありますが、これらの
言い方から受けるイメージはどうでしょうか。

今回は、敬老の日にちなんで、老人、高齢者、お年寄りについて記事をかきました。

目次
・敬老の日のお祝いは何歳からか
・老人という言い方は、何歳ぐらいをさす言葉だと思うか
・老人、高齢者、お年寄りの言葉のイメージは
・まとめ
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敬老の日のお祝いは何歳からか

敬老の日とは、9月の第3月曜日で国民の祝日になっています。

■敬老の日の趣旨は、多年にわたり社会に尽くしてきた老人敬愛し、長寿を祝う事。

コトバンクで調べてみたのですが、老人を敬愛する、老人をうやまう、老人を慰める
となっていて、類似表現の高齢者お年寄りという言い方はでてきません

では、この老人というのは何歳からをさすのでしょうか?

現在、一般的に言われているのは、老人は65歳からということです。

なぜ65歳からなのでしょうか?

65歳に関係する事実をピックアップしてみると、

老人福祉法では、65歳以上のものが福祉の対象になります。
(65歳未満のものでも特に必要があれば老人福祉の対象になりうる)。

国連の世界保健機構(WHO)の定義では、65歳以上の人のことを「高齢者」としています。

・現在では65歳からの年金支給となっています。

介護保険が使えるのは原則65歳から。

このようなことから、65歳からが高齢者であり老人である、と一般的に言われています。

日本の高齢者(65歳以上)はどのくらいいるのでしょうか。

・総務省の2017年の推計では、65歳以上の高齢者の人口は3502万人、
総人口に対する割合は27.6%、
4人に一人が高齢者ですね。

・国連が65歳以上の人を「高齢者」としたのが、1959年の報告書です。
「The Aging of Populations and Its Economic and Social Implications;
人口高齢化とその経済的・社会的意義」

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当時(1960年)の世界の主要各国の高齢化率は、
日本を含む18カ国の数値だけではあるがその平均は9.8%(日本は5.7%)ですので、
10人に1人が65歳以上だったのです。

これからすると現在は寿命も延びていますし、
高齢者、老人の年齢を65歳からであるのは現状に合っていないと感じます。
もっと、年齢を引き上げても良いのではないでしょうか。

老人という言い方は、何歳ぐらいをさす言葉だと思うか

サラリーマンの定年は、一般的に60歳、
年金の支給は65歳から。
仕事の第一線からは退いたとはいえ、まだ元気の方が多いでしょう。

65歳で老人といわれるのは、気分が良くないのではないですか。
少なくても私はイヤです。

老人という言い方は、何歳ぐらいをさすと思うのかという調査結果がありました。
~2017年「日本語のゆれに関する調査から~ 2017年3月実施
メディア研究部 塩田雄大/山下洋子

一部抜粋すると、
老人」という言い方は、何歳ぐらいの人をさす言葉だと思いますか
→ 「老人」は65歳ぐらいから13.2%、70歳ぐらいから37.0%、75歳ぐらいから21.8%

高齢者」という言い方は、何歳ぐらいの人をさす言葉だと思いますか
→ 「高齢者」は65歳ぐらいから11.1%、70歳ぐらいから29.1%75歳ぐらいから30.1%

お年寄り」という言い方は、何歳ぐらいの人をさす言葉だと思いますか
→ 「お年寄り」は65歳ぐらいから9.9%、70歳ぐらいから31.0%、75歳ぐらいから21.6%

老人という言い方は、70歳ぐらいからという返答が多いという結果でした。

また類似表現である高齢者は、75歳ぐらいから、お年寄りは、70歳ぐらいから、の比率が
多いという結果です。

この結果をみると、老人、高齢者、お年寄りという年齢を、65歳から70歳、75歳に引き上げても
いいのではないかと思います。

老人、高齢者、お年寄りの言葉のイメージは

言葉から受けるイメージです。

老人
年を召したといういイメージです。

高齢者
少し硬い印象をうけます。
しかし、年齢を数値的に、(暦的に)自然に受け取れるドライな表現と感じます。

お年寄り
老年の人を敬い親しんでいう言い方です。
老人をほんわかとやさしく表現した感じです。

年寄りというのは、本来年齢の高い人、経験・知識の豊かな人という意味です。
中世や江戸時代の職制の中核となる人を意味し、

例えば
江戸時代、政務に就いていた重臣
大奥を取り締まった女中の重職
大名の家老
がありました。

又、相撲界では、
引退した力士・行司や
相撲界の発展にかかわる役職のことをいいます。

まとめ

■敬老の日のお祝いをする老人は一般的に65歳以上をさしますが、
65歳は老人と感じている方は少ないのです。

■老人という言い方は、70歳、75歳以上をさす言葉であると感じているひとが多いのです。

このような中で、
■2017年1月、日本老年学会・日本老年医学会から「高齢者の定義と区分」について
次のように区分することが社会に提言されました。

65~74歳を「准高齢者」、
75~89歳を「高齢者」、
90歳以上を「超高齢者」

寿命が延びている現在、65歳はまだまだ元気です。

■とはいっても孫から祝福されるとついついニコニコしてしまいます。

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