木曽の御嶽山は北アルプスに属するのでしょうか、
それとも中央アルプスに属するのでしょうか。
北アルプス説、中央アルプス説、どちらでもない、と様々です。
そこで、正しくはどうなのか調べましたのでご紹介します。
調べた内容は
・日本アルプスとは?
北アルプス、中央アルプス、南アルプス、とはどこか。
・御嶽山は、日本アルプスに属するのか?
北アルプス?中央アルプス?
では、ご一読ください。
日本アルプスとは?
■最初、アルプスについて説明します。
アルプスは英語読みです(Alps)。
ドイツ語ではアルペン(Alpen),
イタリアではアルピ(Alpi),
フランスではアルプ(Alpes),
とよばれます。
アルプスとは、ヨーロッパの中部、南部に、弧状に連なる大山脈のことです。
氷雪に覆われた白い山という意味だそうです。
ヨーロッパでは森林限界をぬきんでたアルプスのような山岳だけが
高山とよばれたため、アルプスは高山の代名詞となり、
ヨーロッパ以外でもアルプスと類似した景観を示す山岳にはアルプスの名
がつけられました。
たとえばニュージーランド・アルプス、日本アルプスなどがそれです。
■日本アルプスとは、
飛騨山脈(北アルプス),
木曾山脈(中央アルプス),
赤石山脈(南アルプス)
の総称です。
1881年(明治14)イギリス人ガウランドが飛驒山脈に対して用い、
のちウェストンが三山脈の総称としました。
また、小島烏水うすいはそれぞれに北・中央・南アルプスの名をつけました。
御嶽山は北アルプス?中央アルプス?
結論をいいますと、
御岳山は、北アルプスに含まないとするのが定説。(明確な結論はでていない。)
中央アルプスには属さない。
Wikipediaの説明です。
御嶽山は北アルプス(飛騨山脈)の延長線上にあり、北アルプスに含めるという説もあるが、
北側の乗鞍岳との間には稜線らしき峰々はほとんどないため、一般的には御嶽山は飛騨山脈には
含まれないというのが定説である(ただし、旧乗鞍火山帯には含まれる)。
しかし、間を横切る河川は1本もないのも事実であり、明確な結論は出ていない。
著名登山家でも意見は分かれている。
なお、ガイドブック等で日本アルプスを3つに分けて紹介する場合、
中央アルプスの山数が少ないので御嶽山を中央アルプスと合わせて掲載されるケースが多々ある[95]。
このため、御嶽山を中央アルプスの山と思いこんでいる人も数多く存在するが、
中央アルプスとの間には木曽川が流れており、明らかに中央アルプスには属さない。
国土地理院の日本の主な山岳標高の一覧では、鎌ヶ峰までが「飛騨山脈南部」、
御嶽山は「御嶽山とその周辺」とされている[1]。
御嶽山と鎌ヶ峰との鞍部には長峰峠(標高約1,350 m)がある[6]
出典:Wikipedia
最後に
御嶽山は日本アルプスに属さない独立峰とみるのが定説のようです。