春になり、山菜採りがはじまりました。
アサツキが出始めましたので、早速掘り起こして採ってきました。
あなたはアサツキはご存知ですか。
アサツキはネギに似ていますが、ネギとは違う独立した種類で、
冬から早春にかけてが旬の山菜です。
今回は、アサツキについてご紹介いたします。
・アサツキとは
・アサツキの効能
・アサツキの掘り出しと酢味噌あえ
・最後に
■この記事を読むと、
アサツキの効能と簡単レシピである酢味噌あえの作り方がわかります。
アサツキとは
アサツキは「浅葱」とも書きます。
ゆり科の多年生植物。ねぎに似た葉と鱗茎(りんけい)は食用。
ネギではありません。
ネギより浅い緑色をしている事から、浅葱(アサツキ)と呼ばれるように
なったようです。
採れるのは、早春のみです。
アサツキの効能
効能は次ぎのようなものがあります。
●肩こりや疲労回復に効果
ネギ類と同じ強い香りがるのですが、この香り成分は硫化アリルです。
硫化アリルには、
・ビタミンB1の吸収を助ける作用、
・血行をよくする、
・疲労物質である乳酸を分解する作用がある、
これらより、肩こりや疲労回復にも効果が期待できます。
●貧血の予防・改善
葉酸・カロテン・カリウムなども含まれています。
葉酸は貧血の予防・改善が期待できます。
●高血圧予防
カリウムはナトリウム量のバランスを調整しますので、
高血圧の予防が期待されます。
●体に活力を与える
ビタミンB1・B2・B6・パントテン酸などのビタミンが含まれており、
栄養素の代謝吸収を高め、体に活力を与えてくれます。
●脂肪肝の予防効果
特にビタミンB6が豊富です。
ビタミンB6はタンパク質の代謝に不可欠で、脂質の代謝をサポートします。
肝臓に脂肪が蓄積するのを抑制しますので、脂肪肝の予防効果が期待できます。
健康にいいですね。
アサツキの掘り出しと酢味噌あえ
●アサツキをみつけます。
アサツキを掘り出し、球根の先を切り落とします。
●良く洗います。
まず、ざっくりと洗い土をおとします。
次に丁寧にあらいます。
●酢味噌をつくります。
材料は
・酢
・味噌
・佐藤
・顆粒だし
酢を入れ、そこに残りの酢味噌材料をいれて煮立たせます。
味を見ながら量を調整します。
出来上がった酢味噌
●アサツキをゆでます。
お湯を沸騰させる。
アサツキをいれ、7秒位茹でます。
●お湯を捨て、水で冷まします。
●食べやすい大きさに切ります。
●お皿にとって、酢味噌を加えて完成。
■一番手がかかるのは、アサツキを掘り出したあとの水洗いです。
手寧に土や汚れを洗い流すのですが、これが結構手間です。
気長に行ってください。
■アサツキは、長く茹でないこと。約7秒が目安です。
長く茹でてしまうと、風味がなくなり歯ごたえもなくなります。
最後に
アサツキの酢味噌和えが美味しいです。
さっと茹でることにより、甘みや香りがやんわりとし甘みが増します。
そして、これが酢味噌とよく合うのです。
これぞ、春の恵みです。
酢味噌和え、味わってね。