ゴルフの豆知識です。
ゴルフを始めたあなた、
ゴルフコースのアウトコースとインコースのちがいはわかりますか。
ゴルフのスコアを見ると、out(アウト)とin(イン)があります。
例えば、out 36、in 36、 total 72 などと書かれています。
また、ゴルフの開始ホールを、
アウトコースからのスタートして下さい、
インコースからのスタートして下さい、
とキャディーから言われて事はありませんか。
今回はこのゴルフのout (アウト)とin(イン)を取り上げてみました。
・ゴルフコース アウトとインについて
・イギリスのセントアンドリュース オールドコース 全景
・日本の大富士ゴルフコース 全景
・アウトとインのどちらから始めるのが理想的か
・最後に
■この記事を読むと
ゴルフのアウトとインについて理解できます。
ゴルフコース アウトとインについて
ゴルフスコアを見てみましょう。
OUT(アウト)コースは、1H,2H,3H,4H,5H,6H,7H,8H,9H
IN (イン)コースは、10H,11H,12H,13H,14H,15H,16H,17H,18H
このように、ゴルフコースは、OUT(アウト)9HとIN(イン)9Hから
構成されています。
一般的には、1Hから順にプレーしていきますので、OUT(アウト)を回り、
次はIN(イン)を回って、最後に18Hで終わるのです。
●OUT(アウト)はGOING OUT, IN(イン)はCOMING INという意味です。
出て行く、入って来る という事です。
クラブハウスから、出て行って戻ってくる ということですね。
●なぜ、このような言い方になるかといいますと、
ゴルフ発祥の地、イギリスのゴルフコースを考えてみるとわかります。
9Hはクラブハウスから遠く離れたところにあります。
9Hまで行って、10H目から戻って来る という訳です。
近年のゴルフ場、例えば日本のゴルフ場は、
1Hから出て行って、9Hで戻ってくる。
10Hから出て行って、18Hで戻ってくる。
このようにゴルフ場の設計が、9Hはクラブハウスの側になっています。
まとめると
OUT(アウト)とIN(イン)の語源は、GOING OUT, COMING IN なのです。
では次に、実際のゴルフコースで確認してみましょう。
イギリスのセントアンドリュース オールドコース 全景
有名なゴルフコースです。
ゴルフ場全景をみてください。
9Hは、クラブハウスから、遠く離れたところにあるでしょう。
そして、10Hからクラブハウスに向かって戻ってくるのです。
日本の大富士ゴルフコース 全景
日本の代表的なゴルフ場です。
9Hでゴルフ場に戻ってきていますよね。
そして、10Hから又出ていくのです。
アウトとインのどちらから始めるのが理想的か
ゴルフ競技は、1Hからスタートしていきます。
つまり、1Hから順に回って18Hで終わるというのが基本です。
この順でプレーする事で、ゴルフ場の魅力が最大に満喫できるように設計されて
います。
●理想は、1H目から、つまりアウトスタートということになります。
●しかし実際は、混み具合や仲間内のコンペでは時間都合もあり、アウトスタートと
インスタートを同時に行うこともあります。
場合によっては、マシンガンといって、各ホールから一斉にスタートすることもあります。
例えば、3H目スタートの人は、最後は2Hで終了となります。
最後に
OUT(アウト)とIN(イン)の語源が、GOING OUT, COMING INであることはわかりましたね。
以下、私の戯言です。
ゴルフは、アウトとインを通しでプレーしたいものです。
日本ですと、18H通しでのプレーができないんです。
(あるかもしれないけど、私は知らないです。)
9H終わると食事、休憩があり、その後に残り9Hをプレーします。
時間がもったいないんです。
18H通しでプレー出来れば、午前中にゴルフが終わり、午後からは他の事が
できるのです。家族と買い物にも行けます。
食事、休憩があるとペースも乱れるしね。
海外は、18H通しのプレーが基本です。
日本のゴルフもこのように変革してほしいとゴルフ場に行くたびに思います。