お通じが良くなくて困ったことはありませんか。
最近、高齢の母が直腸脱の手術をしたのですが、手術後のお通じには
大変苦労したのです。
便秘は絶対ダメ。
便秘でりきむと、手術した直腸、肛門にストレスがかかり、最悪はせっかく
手術した箇所にダメージがあり、再度入院ということになってしまう可能性が
あるのです。
そこで、母といろいろトライして最近はお通じが安定してきました。
今回、お通じを良くするために工夫したことを記事にしました。
同じ悩みで苦労している方の参考になれば幸いです。
・直腸脱の手術をしたらお通じに注意!
・お通じを良くする3つの方法
・どうしてもお通じがない時は、どうする!
直腸脱の手術をしたらお通じに注意!
直腸脱というのは、高齢の女性に多いそうです。
お尻から直腸が出てきてしまうのです。
排便の時に力むと出てくる方もいれば、何もしなくても出てくる方もいます。
母は既に80歳を超えているのですが、直腸の出方は後者のほうでした。
直腸が出ていると気分が悪いらしく、手で押し込んでも直ぐにでてきて
しまいます。
T字帯(ふんどしですね)をつけても、少し良くなるのですが解決はしません。
これの解決策は外科手術をするしかありませんでした。
幸い、手術可能ということで受けました。
中には手術できない人もいるよです。医師からは手術できるのはラッキーと
考えてくださいといわれました。
15分くらいの簡単な手術でおわりました。
直腸が下がらないよう絞り染めの要領で少しずつ縫い縮める方法と
肛門管を縮める手術でした。
これで直腸が出てくることはなくなりました。
問題はこれからです。
排便のコントロールがいるのです。
便秘は絶対ダメ!
柔らかい位が良い!
便秘して力むと、縮めた肛門管がダメージを受け最悪再入院となってしまいます。
母は便秘体質のようで、排便できなく、お腹は張ってくるし、お尻はいたいし、
辛い日々を過ごしてました。
ある日お通じはあったものの、手術箇所が大丈夫か心配になり診てもらいましたが
特に問題ないと言われホッとしたものです。
何とかお通じがスムーズにできるようにしなくてはいけません。
いろいろ行ったところ、以下の方法が効果があることがわかりました。
お通じを良くする3つの方法
3つの方法というのは、
■水分を摂る
■便秘の薬の最適化
■野菜を食べる
です。
水分を摂る
母は、お茶は飲むのですが水をあまり飲みません。
お茶は排尿作用があるので、便秘対策としては、水かお湯をのむのが
良いとのこのとです。
では1日にどの位の水分を摂ればいいのか、、、
1.5~2リットル は摂りなさいとのことです。
母は、冷水よりお湯か白湯を飲みたいと言いました。
そこで、ポットを購入しました。
ポット選びのポイントは、
・透明で中身の減り具合が見えること。
・耐熱ガラスにする。お湯をいれるので100度以上の耐熱であること。
・取り扱いが簡単で楽に注げること。
・容量があると重くなるので、1.5リットル当たりのものをさがす。
以上より選んだのは、以下の写真のものです。
1.4リットル。
耐熱ガラス。
そのまま注ぐだけ。
便秘の薬の最適化
手術した病院で処方してもらった薬では、少し効果が少なくて
お通じがいまいちでした。
そこで、主治医に相談して薬を追加しました。
結果、今は薬追加でお通じは問題なくなりました。
主治医曰く、
便秘改善の薬は、いろいろ試してその人に合うものをみつける必要があるとのこと。
野菜を食べる
野菜を食べるとお通じには良いと言われましたが、野菜は結構たべているのです。
そこで、野菜はいままでどおりに摂るということにして特に何もしませんでした。
朝、サラダ
昼、サラダはあったりなかったり。
夜、野菜を使った料理が一品はでる。
■上記3つの中で効果があったのは、
水分を摂ると薬の最適化でした。
どうしてもお通じがない時は、どうする!
お通じがなく便秘になったときは、便秘の薬はききません。
そのときは、浣腸によりお通じをよくするしかありません。
浣腸の時の注意点は、
・下にタオルなどを敷いてから行うと良いです。
・慎重に行います。
手術箇所に当たらないように注意します。
最後に
水分は、夏冬関係なく充分に摂るようにします。
意識して飲むのは、1日1.4リットルとしましたが、味噌汁やお茶などで
摂る分もありますので、実際は2リットル近くになっていると思います。
今後は、青汁なども便秘に良いときいていますので、試してみたいと思います。
母が気に入ってくれればいいのですが、、。