お葬式に出席するたびに思うんですよね。
お葬式では鐘と太鼓とシンバルでチンボンジャランと演奏します。
これっていったいどういう意味があるのかと、、。
どの宗派でも行っているんだろうかと、、、。
小さい時から当たり前のように見ていましたが、一体あればなんだろうと、
最近のお葬式で考えてしまいました。
今回は、このチンボンジャランについて記事にしてみました。
・お葬式でチンボンジャランを行う宗派と意味は
・チンボンジャランの仏具の名前
・チンボンジャランの動画
・最後に
お葬式でチンボンジャランを行う宗派と意味は
■チンボンジャランの儀式を鼓鈸(くはつ)と言います。
なんか難しい言葉ですね。
覚えられそうもありませんので、以下の文ではチンボンジャランと記しますね。
■そして、これを行う宗派は、曹洞宗と臨済宗ということもわかりました。
私の住んでいる地域は臨済宗ですので、葬式では、チンボンジャランの儀式が
行われるのです。
■では、なぜチンボンジャランが行われるのか。
これを行うことはどういう意味があるのでしょうか。
実はこれ、お釈迦様が入滅する時の故事が由来しています。
「お釈迦様入滅の時、村人が総出で持ち寄った楽器を鳴らして別れを惜しんだ
故事により、鼓鈸を鳴らし永遠の命を表す阿弥陀様の極楽浄土に入れますようにと
祈ります。」
チンボンジャランはこのように、亡くなった方が極楽浄土に入れますようにと
いう祈りがこめられているのです。
確かに、亡くなった方を賑やかに送ってあげるほうがいいですね。
お疲れさまでした。無事に極楽浄土にいってください、チンボンジャラ、チンボンジャランと
送るほうも送られるほうも、お互いに明るくお別れしたいものです。
チンボンジャランの仏具の名前
チンボンジャランを行う仏具の正しい名前はいかのようになります。
■チンと鳴るのは「引磬(いんきん)」、
■ボンと鳴るのは「太鼓」、
■ジャランと鳴るのは「鐃鈸(にょうはち)」
チンボンジャランの動画
ユーチューブにチンボンジャランの演奏がありました。
ただ、一人で行うバージョンですが、参考でご覧ください。
1人でおこなうチンポンジャラン
これからは、このように一人ですべてを取り仕切るように
なっていくのではないでしょうか
最後に
どうですか、
チンボンジャランの儀式、鼓鈸(くはつ)の意味が理解できましたか。
阿弥陀様の極楽浄土に入れますようにという祈りなんですね。
曹洞宗、臨済宗のお葬式では、チンボンジャランを聴きながら、ご冥福を
お祈りしましょうね。