お葬式に参列してきました。
お葬式というのは、地域により違いがあります。
今回、葬儀・告別式の前に火葬を行うのか、後に火葬を行うのか
という事が気になりました。
私の田舎の葬式と順番がちがうのです。
今回は、お葬式の火葬を行う順序について記事をかいてみました。
・お葬式の通夜、葬儀、告別式とは何
・葬儀・告別式と火葬の順番
・お葬式へ出席するときに気をつけること
・最後に
お葬式の通夜、葬儀、告別式とは何
お葬式に参列すると、葬儀屋の指示に従って事を進めていきますが、
通夜、葬儀、告別式とは何か、という事について理解できていますか。
私は、理解できていませんでした。
そこで調べてみたのです、通夜、葬儀、告別式とは何か、
何を意味するのかを、、。
■通夜
葬儀の前夜に親類や故人と親しかったものが集まり、終夜、死者と
共に過ごし、故人との別れを惜しむ儀式。
・なぜ、終夜を死者と一緒に過ごすのでしょうか。
それは、死者に邪霊が入り込む事を防ぐためです。
供養してもらえなかった霊や悲惨な死に方をして成仏できなかった霊が
そこらじゅうを彷徨っていると考えられています。
そして、こうした霊が入りこまないようにする為に死者と一緒に
一晩を過ごすのです。
死者のそばに、刃物を置いて置くでしょう。これも悪霊や邪霊が
入り込むことを防ぐためなんです。
■半通夜
近年は、告別式に出席できない人のためのお別れの場に変わって来ています。
一般の弔問客を迎えて約1時間程度で終わる通夜を半通夜といいます。
■仮通夜
逝去した夜に家族だけで故人と一緒に過ごす時間のことです。
■葬儀
この世からあの世へと渡らせる宗教的儀式です。
僧がお経を読みます。
授戒という故人に対して仏弟子としての戒律を与える儀式と
引導という語極楽浄土へと導く儀式
になります。
■告別式
主催者である弔問客である会葬者全員が焼香して、故人との
最後のお別れをする儀式。
■昔は別々の儀式でしたが、近年は葬儀と告別式を一緒にして
「葬儀・告別式」としているところが大半です。
葬儀・告別式と火葬の順番
葬儀・告別式と火葬の順番は地域によって違います。
次の3つのパターンになります。
■後火葬: 通夜→葬儀・告別式→火葬
■前火葬: 通夜→火葬→葬儀・告別式
■骨相(こつそう): 火葬→通夜→葬儀・告別式
初めて違う地域でのお葬式に参加すると、順番が違う事があり
違和感を覚えることがあります。
地域の慣習ですので、その地域の方法に従うことになります。
各地域を少し調べてみました。
同じ県内でも順序が異なる地域があります。
■後火葬: 通夜→葬儀・告別式→火葬
神奈川県
青森県
長野県
石川県
静岡県
山口県
栃木県
東京
千葉県
群馬県
愛知県
岐阜県
新潟県
■前火葬: 通夜→火葬→葬儀・告別式
秋田県
宮城県
青森県
長野県
福島県
新潟県
■骨相(こつそう): 火葬→通夜→葬儀・告別式
秋田県
宮城
福島県
お葬式へ出席するときに気をつけること
お葬式に出席する場合は、後火葬なのか前火葬なのか骨葬なのかを
事前に確認したほうが良いです。
故人のお顔をみて別れをしようと思って告別式に出席したら、
前火葬であったということもあります。
前火葬の場合は、遺族に連絡して通夜に出席して良いか確認するといいでしょう。
最後に
お葬式のやり方は、地域によりことなりますので、事前にお葬式の
スケジュールを確認して出席されることをおすすめします。