この前母親から、そろそろ厄年だねって言われました。
えっ、もうそんな年と思うのと同時に、厄年ってなんだっけと
あらためて考えてしまいました。
私の地域では、厄年になると厄落としを1月15日に行います。
仕事の都合上、冬場はなかなか実家に帰ることができなくて、
42歳の厄年のときは両親が代行してくれました。
両親は私だけでなく、妻や子供の厄落としも行ってくれました。
父も亡くなり、今度は私が率先して厄落としを行わなくてなりません。
今後は私が妻や子供の分も行っていくつもりです。
厄年と厄払い(厄落とし)について整理し、自分なりに理解することができました。
以下ご一読頂き、厄年、厄払いの参考にしてください。
■厄年 厄払いはいつですか。
数え年について。
■厄年 厄年 厄払い 祈祷料はいくらでしょうか。
■厄年 厄払い 服装はどうすればいいでしょうか。
厄年 厄払い はいつですか。
・厄年ってなんでしょうか。
生活環境が変わったり、事故や病気になりやすかったり、体調に変化が
起こったりする時期です。
厄年は中国の陰陽道に期限があると考えられていますが、定かではありません。
・厄年のうち、本厄(ほんやく)の前年を前厄(まえやく)、後年を後厄(あとやく)
といいます。
・前厄(まえやく)
本厄についで悪い年です。特にお金と人の縁に注意です。
・本厄(ほんやく)
特に健康面に注意しましょう。
ただ、学問にはよくて勉強、読書には向いているといわれています。
・後厄(あとやく)
厄が少しづつあけていくのですが、油断大敵です。
・大厄(たいやく)
悪いことにあう率が高いとされている年です。
・厄年は数え年です。(満年齢ではありません)
・男性の厄年 : 42歳は大厄(たいやく)です。
前厄 本厄 後厄
一度目 24歳 25歳 26歳
二度目 41歳 42歳 43歳
三度目 60歳 61歳 62歳
・女性の厄年 : 33歳は大厄(たいやく)です。
前厄 本厄 後厄
一度目 18歳 19歳 20歳
二度目 32歳 33歳 34歳
三度目 36歳 37歳 38歳
四度目 60歳 61歳 62歳
(地域により61歳はない場合もあります。)
■厄払いは
一般的に本厄に厄払い(厄落とし)を行います。
前厄、本厄、後厄、全てで厄払いを行うこともありますが、
本人の気持ち次第です。
■数え年について説明します。
生まれた時点で1歳、
正月を迎えると2歳、
誕生日の前日までは満年齢+2、
誕生日を過ぎた後は満年齢+1
例えば、 数え年 満年齢
1960年 12月25日生まれ、 1歳 0歳
1961年 1月1日、 2歳 0歳
1661年 12月25日、 2歳 1歳
■厄払い、厄落とし、厄除けの違い
・厄払い :お祓い受けて厄(災難をもたらしうるもの)を払うこと。
・厄落とし:物をわざと落とすこと、つまり自ら災厄を作り出すことにより
厄を落とす事
・厄除け :災厄が自分に近づかないよう、厄除け神様に守ってもらうこと。
神社で厄除けのお祓いをしてもらう。厄除けのお守りを持つ。
厄年の厄除祈祷料はいくらでしょうか。
厄除け祈祷料は、平均で5000円~です。
祈祷していただく神社に確認するのが良いです。
3000円~、5000円~、7000円~ といろいろあるようです。
厄除け祈祷料は、のし袋に入れる必要はありません。
受付で現金で払ってください。
厄年の厄払い時の服装はどうすればいいでしょうか。
一般的に服装はラフな格好でかまいません。
ただ、正装が好ましいとされるところもあります。
正装ですと、男性はスーツにネクタイ、女性はワンピースやスーツになります。
私のところは厄落としを行いますが、服装は普段着で特に正装をするわけでは
ありません。
厄払いする神社に確認するのがよいでしょう。
まとめ
厄年の出典ははっきりしません。
厄年は数え年になります。
本厄は
男性は、25歳、42歳、61歳、
女性は、19歳、33歳、37歳、61歳
厄年には、厄払い(厄落とし)を行い災厄を払います。
厄払い祈祷料は、平均5000円~、服装は普段着で問題ありませんが、
事前にお祓いしてもらう神社に問い合わせしてください。
厄年、厄払いは日本人の生活に根付いています。
厄払いをするしないは、本人の気持ちの問題です。
気になる方は、しっかりと厄払いをして清々しい気持ちで1年を
過ごしましょう。
私は、本厄で厄落としを行います。
落とす物を準備しなくてはなりません。
母や周りの方に聞きながら準備をすすめ、人並みに行なおうと考えています。
小さい時のことを思い出します。
厄年の方が落としたものを拾うのですが、拾うのは競争です。
手を踏まれて大泣きしてました。
災厄になんか負けてられません。
良い年にしましょう。