カセットコンロはお持ちですか。
カセットコントは手軽で便利ですよね。
夏はバーベキュー、冬は鍋ものをおこなったり、また豆炭の
火おこしにつかったりと、結構使う機会があります。
一家に1台は常備していると思います。
ところで、使用時に火がつかなかったり、ガス漏れの臭いが
したことはありませんか。
実は、我が家でガスコンロのトラブルがあったのです。
点火時にボッと大きな音がして、大きな炎が発生したのです。
ちょっとした爆発でした。
一瞬で炎は消えたので、大事にはいたらなかったのですが、その時は
ただただびっくりしました。
このガスコンロの使用は即やめました。
あとから調べて原因がわかりました。
今回は、このトラブル発生の原因について説明したいと思います。
更に、ガスコンロの使用時の注意点と買い替え時期についてもまとめて
みました。
カセットコンロのガス漏れ発生の原因
ガスコンロ点火時に起きていたことを整理すると、
・ガスボンベが装着しづらかった。
・少しガス臭かった。
・点火時にボッと大きな音がして、
一瞬大きな炎がガスコンロの上に発生した。(ガス爆発)
・すぐに炎は消えた。
・そのガスコンロの使用はやめた。
ガスコンロを調べてみると、ガスボンベの装着箇所の「Oリング」が
ずれてついていました。
以下の写真を見てください。
「Oリング」が、ずれています。
このために、ガスボンベが装着しづらかったのです。
無理に装着したため隙間ができてガス漏れが発生していたのです。
冷静に振り返ってみると、
以前からガスボンベが装着しずらいということがちょくちょくありました。
又、一時ガスボンベをつけっぱなしにして置いたことがありましたが、
ガスの減りがかなり早いということがありました。
全て原因は、「Oリング」がずれてしまったことによるものだったのです。
ではなぜ、「Oリング」のずれが起きてしまったのか、
それは、経時変化です。
ガスコンロの製造年月日をみると、1989年10月でした。
2017年まで使っていましたので、28年使ってきたことになります。
調べると、「日本ガス石油機器工業会」では、お買い替えの目安は使用頻度に
かかわらず10年とよびかけていました。
これからすると、経年変化による「Oリング」の劣化と、ひび割れ、変形が
ガス漏れの原因であると言って良いと思います。
カセットコンロの使用時の注意点
以下の点に注意して使いましょう。
特に装着時にガス臭くない事は確認してください。
・使用前に、ガスボンベの装着がスムーズにカチッとできたか、
ガスの臭いがしないか、
・並べて使用しない
2台並べると、隣のガスコンロの熱でガスボンベが熱せられて爆発の
原因となります。
・換気しやすい場所で使用する。
・大きな調理器具を使わない。
調理器具がガスボンベに近づくと調理器具の熱でガスボンベが熱せられる。
・IHの上など加熱される場所に置かない
ガスボンベが熱せられると爆発の原因となります。
・カセットボンベを正しく設置する。
カチッと音がするのを確認する。
・暖房器具の近くで使用しない。
ガスボンベが熱せられると爆発の原因となります。
・風よけなどでカセットコンロを覆わない
ガスボンベがの温度が上がり爆発の原因となります。
・ガスボンベは、ガスコンロへの取り付け箇所が変形していない事を確認する。
変形しているのは、使用しない。
・古いガスボンベは使用しない。
錆がついているようなものは使用しない。
・使用しない時は、ガスボンベを外しておく。
カセットコンロの買い替えの目安は?
上でも書きましたが
「日本ガス石油機器工業会」では、お買い替えの目安は使用頻度に
かかわらず10年と述べています。
10年ちかく、それ以上使用している場合は、買い替えを検討しては
どうでしょうか、
「Oリング」の劣化があることは、常に頭の片隅に置いてください。
最後に
ガスコンロのガス漏れは要注意です。
ガス漏れすると思ったら、「Oリング」を確認してください。
安全に注意してガスコンロを使いましょう。